ビジネス英語は何から始める?リスニングから勉強するべき5つの理由

英語を使って仕事をするって、かっこいいですよね!

さかなママ

私も、英語で仕事をしたかったので転職しました!

  • 英語の会議で聞き取りができず不便を感じている
  • 英語を使う部署に異動したい
  • 英語を使う仕事に転職したい

すでに仕事で英語を使っている人も、これから英語で仕事をしたい人も、

まずは何の勉強から始めたらよいのか、悩みますよね。

結論:ビジネス英語はリスニングから始めるのがオススメ!

さかなママ

私は色々な勉強法に手を出したけれど、リスニングから始めておけばよかったな〜。

この記事では、留学経験なし、社会人から英語を勉強し始めた私が、グローバル企業の現役社員としてビジネス英語を使ってきた経験をもとに、リスニングから勉強を開始すべき理由を詳しく解説します。

この記事を読むとわかること
  • ビジネス英語はリスニングから始めるべき理由
  • グローバル企業の社員がどんな場面で英語を使っているか
  • 忙しい人にオススメなリスニング勉強法
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目次

ビジネス英語は何から始める?リスニングから鍛えるべき5つの理由

ビジネス英語はリスニングから始めるのがオススメな理由

理由1:聞き取れないことは仕事の場において致命的だから

理由2:「伝える」はコミュニケーションに対する姿勢で何とかなるから

理由3:若手や中堅社員でも英語で活躍出来るチャンスに繋がるから

理由4:リスニングは学習効果を実感しやすいから

理由5:英語が聞き取れると英語学習全体に対するモチベーションが上がるから

さかなママ

「一週間後に英語でプレゼンするように突然言われた!」などの特殊なケースを除いて、基本的にはリスニングから勉強を始めるのがオススメ。

グローバル企業の社員の経験から、リスニングから勉強を始めるのがオススメな理由は5つあります!

理由1:聞き取れないことは仕事の場において致命的だから

私がリスニングから勉強を始めることをオススメする一番の理由は、仕事の場において相手の言っていることが聞き取れないと致命的だからです。

具体的には、実際に仕事で英語を使っている私の経験に基づきます。

英語で仕事をする私の実感
  • 会話やプレゼンが聞き取れなければ、いくら話せても仕事にならない
  • 英語を「話す」場面よりも「聞く」場面の方が圧倒的に多い
さかなママ

実際のところ、「言いたい事が英語で伝えられず困った」経験よりも
「何を言っているのか分からなくて困った」経験の方が圧倒的に多い!

日本語に置き換えて考えても同じですが、話せるようになるのは、聞き取れるようになってからです。

素敵な言い回しを知っていても、プレゼンで便利な表現を知っていても、相手の言っていることが聞き取れなければコミュニケーションが成り立たず、仕事になりません。

「相手の言っていることは聞き取れなかったけれど、自分の言いたいことは言ってやれた!」

なんて、自己満足以外の何物でもありませんし、相手から良い印象は持たれません。

「ビジネス英語」と聞いたとき、多くの人は「会議で使う英語表現」「交渉の場で使える英語表現」など、スピーキングのイメージが先行するのではないでしょうか?

私は毎日のように英語の会議に出席したり、外国人の上司や同僚と打ち合わせをしていますが、「聞く」「話す」の割合は、感覚として7:3程度です。

英語で仕事をするグローバル企業社員の現実:「聞く」>「話す」

さかなママ

仕事では複数人を相手にするから、必然的に相手の話を聞く方が多くなるんだ。
もちろん、「聞く」「話す」の割合は場面や人数によって変わるよ。

ビジネス英語学習のイメージ
  • 会議で発言するためのフレーズを覚える
  • 交渉を上手に進めるためのフレーズを学ぶ
  • プレゼンで使うフレーズを学ぶ
英語を使う重要な場面の現実
  • 会議で人の話を聞く
  • セミナーや学会に参加して情報を取ってくる
  • 問い合わせを受ける

もちろん、英語を話す場面もたくさんあります。

例えば、

  • 上司や同僚に近況報告や相談をする
  • 会議でプレゼンや質問をしたり意見を言う
  • 電話をかける

ですが、聞き取りが出来てこその発言ですよね。

聞き取れなかった時、「もう一度ゆっくり言ってください」とお願いすることも大事ですが、

大人数の会議やセミナー・学会ではそのようなお願いをするのは難しいですし、

ゆっくり言い直してもらったところで聞き取れないと言う場合もあるでしょう。

さかなママ

聞き取れなかった時って、脳内でひとり修羅場になってる!

英語コミュニケーションの打席に立つためには、スピーキング以前にリスニングが必須

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理由2:「伝える」はコミニュケーションに対する姿勢で意外と何とかなるから

相手の言っていることを聞くだけでは仕事にならないのは当たり前のことですが、

私がスピーキングよりリスニングを先に勉強した方が良いと言っている理由は、

「伝える」は、自分の知っている範囲の英語でなんとかするしかないし、コミュニケーションに対して前向きな姿勢であれば、意外となんとかなるから

「聞き取る」は、聞き取る力を身につけなければどうにもならないから

です。

一番わかりやすい例で説明しますね。

日本テレビ系列で放送されている「世界の果てまでイッテQ!」という番組を知っていますか?

イッテQ!の中で最も人気のある企画と思われる

「出川哲朗のはじめてのおつかい」

出川氏が、ほぼゼロに近いボキャブラリー、ジェスチャーや空耳リスニングを駆使してミッションをクリアしていく企画です。

英語力は壊滅的なのに、物怖じしない姿勢と相手の懐に入る能力で、ミッションクリアしてしまう展開に感心されられます。

毎回、涙が出るほど笑わせてくれますが、

実は、出川氏のコミュニケーションスタイルに、私たちが見習うべきポイントがあります。

それは、まさに

自分の知っている範囲の英語でなんとかするしかないし、コミュニケーションに対して前向きな姿勢であれば意外となんとかなる

ということです。

この「意外となんとかなる」がポイントです。

逆に、聞き取る方に関しては「意外となんとかなる」は基本的にありません。

「私は英語があまり話せないから」と殻に閉じこもってしまわない限り、コミュニケーションは取れます。

ほら、出川氏の勇姿を思い出して!

自分の思うように話せなかったり、何度も相手から聞き返されたりしたら、恥ずかしい思いや悔しい思いをすることもたくさんあるでしょう。

でも、それは誰しもが経験する「はじめの一歩」ですので、「恥ずかしくて当然」「悔しくて当然」くらいに思って問題ありません。

自分の英会話レベルが低かったとしても、その事実を認めてあげて、自分の手持ちのカードで何とかすることが、コミュニケーションスキルです。

コミュニケーションの目的は、

あなたが流暢な英語を話すことではなく、目標(プロジェクトの方針を決める等)を達成すること

を忘れないでくださいね。

出川氏がジェスチャーや空耳リスニングを駆使するように、私たちもビジネス英語において、スピーキング力をカバーできるテクニックがあります。

説明がうまく出来ない

あらかじめ資料を作成しておいて、視覚や文字情報を補えるようにしよう!

意見を言いたいのに英語が出てこない

その場では、言える範囲のことだけを口頭で伝えよう。

 他にも伝えるべきことがある場合には、

 「会議後にメールで補足させて欲しい」

 「この場では伝えるのが難しいので、改めてこちらの考えを伝えるための会議を後日開催したい」

 など、引き続きコミュニケーションを取りたい旨を明確に伝えよう。

ビジネス英語というと、会議の場で発言したり、相手と口頭で交渉したりと、

相手にその場口頭で伝える

というイメージがあるかもしれませんが、実際は、メールを打ったり資料で説明したりすることも可能です。

そしてありがたいことに、メールや資料の作成は、人の真似が出来ます。

インターネットで検索したり、先輩が作成した英語資料を真似したりすることは、何もズルいことではありません。

そもそも、ビジネス英語で独創的な表現や資料よりは、わかりやすい、見慣れたような表現や資料の方が好まれるからです。

「伝える」方法は、スピーキングだけではない。
自分の英語レベルで「伝える」ことのできるコミュニケーションスキルを身につけよう。

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理由3:若手や中堅社員でも英語で活躍できるチャンスに繋がるから

実は、リスニングが出来るだけでも立派なスキルです。

例えば、こんなことが出来ます。

学会やセミナーを聴講して最新情報を入手

社内のメンバーに情報共有

会議の出席者の発言から、プロジェクトの進捗や抱えている問題を把握する

自分のやるべきことが見えてくる

会議の議事録作成を担当する

チームに貢献できる

さかなママ

「情報を入手する」って重要な仕事だし、若手や中堅社員にも任せてもらえるケースが多いから、活躍できるチャンスが多いよ!

想像してみてください。

自分が英語が得意ではない上司だったとして、もしもリスニング力に長けた部下がいたとしたら、どんどん仕事を任せたくなりますよね。

リスニング力を磨けば、活躍の場が広がる

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理由4:リスニングは学習効果を実感しやすいから

リスニングの良いところは、効果を実感しやすいところです。

スピーキングと比較してみましょう。

スピーキングの学習効果を実感する場面の例
  • 会議で英語が通じたとき
  • 英語の雑談で話の輪に入れたとき
  • 英会話教室で以前より上手に話せたとき
リスニングの学習効果を実感する場面の例
  • 以前は聞き取れなかった教材が聞き取れるようになったとき
  • 外国のYouTube動画やニュースが少しでも聞き取れるようになったとき
  • 仕事で耳にする英会話が聞き取れるようになったとき
さかなママ

スピーキングの学習効果を試すのは心理的なハードルが高そうだけど、リスニングなら自分ひとりでも試せるから、効果を実感しやすいよ!

学習効果が実感しやすいことは、ビジネス英語学習を継続するために非常に大きいメリットです。

リスニングから勉強することで、ビジネス英語学習を挫折しない

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理由5:英語が聞き取れると英語学習全体に対するモチベーションが上がるから

リスニング力が向上すると、英語学習の意欲が掻き立てられます。

例えば、こんな良い効果があります。

聞き取れるようになると、今度は質問や意見を言ってみたくなる。

スピーキング学習のモチベーションUP

英語で発信されているYouTubeやニュースで視野が広がり、海外の情報にもアンテナを張るようになる

英語で書かれた記事や文献を積極的に読むようになる

話についていけるので、英会話の場が怖くなくなる

勉強したことのアウトプットがしやすくなる

さかなママ

リスニングが出来るようになると、連鎖的にスピーキングやリーディングの向上につながるよ!

リスニング力の向上は、グローバル人材になるための「はじめの一歩」

効果あり!忙しい人にオススメなリスニング勉強法

忙しい社会人に是非おすすめしたいリスニング勉強法は、シャドーイングです。

  • 効率よくリスニング力を伸ばすことができる
  • 発音も良くなるため、スピーキングのモチベーションにも繋がりやすい
さかなママ

私は「シャドテン」でシャドーイングを勉強しているよ!

シャドテンは、英語コーチングサービスのプログリットが提供するシャドーイングに特化した学習プログラムです。

スマホで学習できるので、通勤時間や育児・家事の合間でも勉強しやすいのが特徴です。

まとめ|ビジネス英語はリスニングから始めよう!

すでに仕事で英語を使っている人も、これから英語で仕事をしたい人も、リスニングから勉強するべき理由に納得いただけましたでしょうか?

  • ビジネス英語はリスニングから始めて間違いなし
  • リスニングはシャドーイングで効率よく勉強しよう
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この記事を書いた人

\ビジネス英語経験者目線で本当に効果のある英語学習法を発信中/
外国人上司・多国籍チームの中で働くワーママ。
社会人から英語を始めてグローバル企業に転職。
育児の傍ら英語力の向上のために勉強を継続中。

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